韓国の聯合ニュースは、北朝鮮の長距離弾道ミサイル発射施設で活動が活発化していて、発射準備ともとれる動きがあると伝えた。

　聯合ニュースは、韓国政府関係者が「北朝鮮北西部東倉里の長距離弾道ミサイル発射施設の活動が最近、目に見えて増加してきた」と話したとして、米韓の情報当局が人と車両の動きが活発になっている状況をとらえていると伝えた。北朝鮮が１０日の朝鮮労働党創立記念日の前後にあわせた発射準備をしている可能性も含め、当局が警戒しているとしている。

　ただ、韓国国防省の関係者はＮＮＮの取材に「一部車両の活動はあるが記事のように差し迫った動きがあるわけではない」と話し、１０日にあわせた挑発の可能性は低いとしている。

　一方、北朝鮮の外務省報道官は、６日夜に発表した談話で「アメリカは近い将来、身震いする現実に直面するだろう」などと威嚇している。