北朝鮮ミサイル発射施設で“動き”~米機関
北朝鮮は10日、朝鮮労働党創立記念日を迎えるが、アメリカの北朝鮮研究機関「38ノース」は、長距離弾道ミサイルの発射施設で動きが見られることを明らかにした。
今月1日の衛星写真では北西部東倉里にある長距離弾道ミサイルの発射施設で発射台の近くに木箱が置かれているほか、燃料貯蔵庫の前に複数の大型車が確認できるという。発射台にはカバーがかかっていて、ミサイルが設置されているかはわからないという。
10日は朝鮮労働党の創立記念日のため、国際社会は北朝鮮がミサイル発射や核実験に踏み切ることを警戒している。ただ、韓国国防省の関係者はこれまで、NNNの取材に対し、「差し迫った動きがあるわけではない」と話し、ミサイル発射の可能性は低いとの見方を示している。