日露戦略対話 北方領土問題などで意見交換
プーチン大統領の来日を12月に控え、日本とロシア双方の外務次官による「日露戦略対話」が13日に開かれ、北方領土問題などで意見交換が行われた。
モスクワで開かれた日露戦略対話には、日本から杉山晋輔外務次官が、ロシアからはチトフ第1外務次官が出席した。日露戦略対話は、2013年2月以来、およそ3年8か月ぶりの開催で、北方領土問題や安倍首相が提示した経済協力プランのほか、2か月後に迫ったプーチン大統領の来日の際の日程などについても、意見交換したという。
日露両政府は今後、対話を活発化させる方針で、日本からは岸田外相や世耕ロシア経済協力相が、近くロシアを訪問する予定。