北ミサイルに「厳しく非難」安保理が声明
北朝鮮が15日に中距離弾道ミサイルを発射したことを受け、国連の安全保障理事会は17日、「厳しく非難する」などとした報道声明を発表した。
国連安保理が17日に出した報道声明では、北朝鮮が15日に「ムスダン」と推定される中距離弾道ミサイルを発射したことについて、「発射は失敗だったが過去の安保理決議に違反する」などとして北朝鮮を「厳しく非難する」としている。
その上で、安保理による非難声明を無視する形で、北朝鮮が繰り返しミサイルを発射していることに「強い懸念」を示した上で、「さらなる重大な措置をとる」と強調している。
安保理は北朝鮮が先月、核実験を行ったことを受け、新たな制裁措置を盛り込んだ決議採択を目指すことを確認しているが、関係国の間で温度差があり協議が続いている。