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北朝鮮のミサイル発射 非難声明採択できず

2016年8月4日 9:45
北朝鮮のミサイル発射 非難声明採択できず

 北朝鮮が3日、中距離弾道ミサイル「ノドン」とみられるミサイルを2発発射したことを受け、国連安全保障理事会は緊急会合を開いたが、非難声明は採択できなかった。

 今回の北朝鮮によるミサイル発射は、初めて弾頭が日本のEEZ(=排他的経済水域)内に落下した。そのため緊急会合は、日本が主導する形で、日・米・韓の3か国の要請で行われたという。

 別所国連大使「(ミサイルが)日本のEEZの範囲内に落ちたということは、極めて新たな展開であって、これに対して(安保理は)しっかりと対応してほしい」

 しかし3日の会合では、新たに北朝鮮を非難する声明などの採択には至らなかった。