北朝鮮「今後さらに多くの衛星打ち上げる」
北朝鮮は20日、「今後さらに多くの衛星を打ち上げる」との談話を発表し、人工衛星と称する長距離弾道ミサイルの発射を続けていく姿勢を、改めて鮮明にした。
北朝鮮の国家宇宙開発局は20日、報道官談話を発表し、開発を進めている長距離弾道ミサイルについて「平和的な人工衛星だ」と正当化した。その上で、国際社会の批判を無視して、今後も発射を続けていく姿勢を改めて鮮明にした。
朝鮮中央テレビ「我々はさらに多くの衛星を打ち上げ、広大な宇宙を征服するための力強い進軍を推し進めていく」
北朝鮮は、20日朝も中距離弾道ミサイル・ムスダンの発射に失敗したとみられるなど、今年に入って23発の弾道ミサイルの発射を繰り返している。今年は、北朝鮮が掲げる「国家宇宙開発5か年計画」の最後の年にあたるとされ、韓国政府は北朝鮮の新たな挑発に警戒を強めている。