日本政府によると、３日午前８時前、北朝鮮から弾道ミサイル１発が日本海に向けて発射された。現時点で船舶などへの被害は確認されていないという。

　日韓両政府によると、３日午前７時５３分頃、北朝鮮は西海岸の殷栗から弾道ミサイル１発を日本海に向けて発射した。ミサイルは日本の西側約２９０キロ地点に着弾したとみられ、これまでで最も日本に近い位置だという。

　これを受けて安倍首相は、情報の収集分析に全力を挙げることなどを指示した。日本政府は明白な国連安保理決議違反だなどとして、北朝鮮に対して厳重に抗議する考え。