「イスラム国」系通信社“戦闘員の犯行”
インドネシアの首都ジャカルタ郊外で20日、男がナイフで警察官3人を刺す事件があった。男は、警察の施設に過激派組織「イスラム国」の旗と同じデザインの紙を貼っていた。
警察によると20日午前、ジャカルタ郊外にある警察の施設に「イスラム国」の旗と同じデザインの紙を貼っていた男を、警察官が注意したところ、男が突然ナイフで襲いかかってきたという。
男は、3人を次々に刺したあと、銃で撃たれ拘束された。男は爆発物のようなものも所持していたという。
インドネシアでは、今年1月にはジャカルタで4人が犠牲となるテロが起きるなど、「イスラム国」に影響を受けた事件が度々起きている。
警察は、今回も男が「イスラム国」に影響されテロを計画していた可能性もあるとみている。事件後、過激派組織「イスラム国」系の通信社は、戦闘員による犯行だと伝えた。