韓国大統領府の首席秘書官ら5人の辞表受理
韓国の朴槿恵大統領が友人の女性に機密情報を渡していたとされる問題で、大統領府の首席秘書官ら5人の辞表が受理された。
朴大統領は今回の問題を受けて大統領府の首席秘書官10人に辞表を提出するよう指示していたが、そのうち4人の辞表が受理された。自発的に辞表を提出していた秘書室長も受理され、大統領府は「事態の重大さを認識し人事刷新を断行した」としている。
今後、批判の高まりを抑えるため朴大統領が内閣の改造に踏み切るという見方も出ている。
しかし、機密情報を受け取っていたとされる女性の聴取が予定されるなど検察の捜査も進む中で、政権の人事刷新で求心力を回復するのは困難な状態。