ロシア産の金の輸入を禁止へ…アメリカが追加制裁を発表 日本やイギリスなどと連携
アメリカのバイデン政権は28日、ロシアに対する追加制裁として、ロシア産の金の輸入を禁止する、と発表しました。
ドイツでのG7サミット(=主要7か国首脳会議)での議論を経て決めた措置で、日本やイギリスなどと連携します。
アメリカ財務省は、ロシア産の金の輸入禁止のほか、ロシアの防衛産業に関連する70団体と個人29人への制裁も発表しました。
アメリカ国内の資産を凍結し、取引も禁止します。
イエレン財務長官は声明で、「ロシアの防衛産業を標的にすることは、 プーチンの能力を低下させ、すでに士気の低下、サプライチェーンの寸断に悩まされている ウクライナに対する戦争を一段と妨げることになる」としています。
ロシア産の金の輸入禁止は、バイデン大統領が出席したドイツでのG7サミットでも議論が交わされ、日本、イギリス、カナダとも連携して行われます。