岸田首相、ドイツに向け出発 G7サミット出席へ
岸田首相はG7サミット=主要7か国首脳会議に出席するため、ドイツに向け出発しました。
岸田首相「今回のG7サミットでは世界が歴史の岐路に立つ中、率直に議論を行いG7の結束を示す、こうした機会にしたい」
サミットではウクライナへの侵略を続けるロシアへの圧力強化や、ウクライナ支援、さらに世界的な燃料価格の高騰や食料危機への対応について議論します。
その後、岸田首相はスペインで開かれるNATO=北大西洋条約機構の首脳会議に日本の首相として初めて出席します。
岸田首相としてはウクライナ侵略への対応に加え自由で開かれたインド太平洋の実現に向けNATOとの連携を強化する狙いがあります。
選挙期間中に総理が外国を訪問するのは異例のことで、ある政府関係者は、「外交に力を入れている姿勢をアピールすることが重要だ」と述べています。