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朴大統領の弾劾訴追案、賛成234票で可決

2016年12月9日 16:41
朴大統領の弾劾訴追案、賛成234票で可決

 韓国・朴槿恵大統領の弾劾訴追案が、9日午後4時過ぎ、国会で可決された。友人による国政介入疑惑で、朴大統領はついに、職務の停止に追い込まれた。

 朴大統領の弾劾訴追案は、9日午後3時からの国会の本会議で採決にかけられ、賛成234票、反対56票、棄権2票、無効7票で可決された。投票者数は299人(定数300人)。

 大統領の弾劾訴追案が可決されるのは、2004年以来、12年ぶり、2度目のこと。可決に必要な200票を得るには、与党セヌリ党から28人以上が賛成に回ることが必要だったが、結果としてはそれを大きく上回る62人が賛成し、朴大統領に近い主流派からも多くの賛成票が投じられたものとみられる。

 今後は憲法裁判所が、弾劾を審理して大統領を罷免するか、訴追案を棄却するか、最長180日間で判断を下す。その間は、黄教安首相が大統領の職務を代行することになる。

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