アメリカのトランプ次期大統領は１４日、アップルなど大手ＩＴ企業約１０社のトップらを招き、雇用問題などについて意見を聞いた。

　ニューヨークのトランプタワーで行われた会談には、アップルのティム・クックＣＥＯやアマゾン・ドット・コムのジェフ・ベゾスＣＥＯなど、大手ＩＴ企業約１０社のトップらが呼ばれた。長女のイバンカさんらトランプ氏の子どもたちも出席した。

　トランプ次期大統領「今の株価上昇が続くようにしなくてはいけない。重要なのは、みなさんがすばらしい技術革新を続けていくことだ」

　トランプ氏は選挙期間中、大手ＩＴ企業に対してアメリカで雇用を創出していないなどと批判を繰り返していた。会談の詳しい内容はわかっていないが、政権移行チームによると、会談ではアメリカでの雇用創出や中国市場への進出問題などについて意見交換を行ったという。