北京の街が白く…PM2.5で大気汚染深刻
中国・北京で20日朝、大気汚染物質PM2.5の値が上昇するなど状況が悪化している。
16日から大気汚染警報としては最も重い「赤色警報」が発令されている北京では、20日朝、PM2.5の値が日本の環境基準の10倍以上になった。警報を受け、北京では車のナンバーによる車両規制を行ったり、一部の工場で操業を停止したりするなどの緊急措置がとられている。
市民「気持ち悪い気がするが、マスクをするとだいぶマシになる」
来年2月からは排ガス規制の基準を満たさない乗用車の中心部への乗り入れ禁止などが決まっているが、対策が追いついていないのが現状。