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日韓外務次官会談 慰安婦像の撤去を求める

2017年1月6日 11:08
日韓外務次官会談 慰安婦像の撤去を求める

 韓国・釜山の日本総領事館の前に慰安婦像が設置された問題を巡り、日本と韓国の外務次官が5日、アメリカ・ワシントンで会談し、日本側は慰安婦像を直ちに撤去するよう強く求めた。

 ワシントンを訪れている外務省の杉山事務次官は5日、韓国外務省の林聖男第1次官と会談した。この中で杉山事務次官は、釜山の日本総領事館の前に慰安婦像が設置されたことについて、慰安婦問題の最終的な解決を目指した「おととしの日韓合意の大切な基礎を一方的に崩す」と批判した上で、「到底許容できない」として、直ちに撤去するよう強く求めた。

 これに対し、韓国側は「日韓合意を着実に履行していく立場に変わりない」としながらも、「申し入れは政府の責任者に伝達する」と述べるにとどめたという。