米情報機関「プーチン大統領が指示した」
アメリカ大統領選挙でロシアがサイバー攻撃を行ったとされる問題で、アメリカの情報機関は6日、プーチン大統領が攻撃を指示したと結論づける報告書を公表した。
報告書では、サイバー攻撃は「プーチン大統領が選挙活動に影響を与えるため指示した」と結論づけている。その狙いについては、「民主的なプロセスに対するアメリカ国民の信頼を損なうこと」、さらにはクリントン氏の選挙活動を妨害することだったと指摘した。
報告書の説明を受けたトランプ次期大統領は6日、コメントを出し、「選挙結果には完全に何の影響もなかった」と強調した。ただ、これまで繰り返し発言してきたロシアの関与に「懐疑的な見方」については言及しなかった。