アメリカ・オバマ政権でホワイトハウスの顔としてメディアと向き合ってきたアーネスト報道官が１７日、お別れ会見を行い、報道の自由の重要性を訴えた。

　最後の会見にはオバマ大統領がサプライズで登場し、アーネスト報道官の労をねぎらった。

　オバマ大統領「みなさんにとって満足のいく答えができないこともあっただろうけど、彼はできる限りこたえようといつも準備していたよ」

　２０日に就任するトランプ次期大統領は、メディアとの対決姿勢を鮮明にしており、オバマ政権のように毎日記者会見を行わないことも検討している。これについて報道官は懸念を示した。

　アーネスト報道官「みなさんが新政権と交渉し、このような日々の会見という価値あるものを守ってほしい」

　１８日にはオバマ大統領が最後の会見を行う予定。