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朴槿恵大統領の罷免判断 3月13日までに

2017年1月25日 15:13

 韓国の憲法裁判所は、朴槿恵大統領の罷免を認めるかどうかの判断について3月13日までに下すと初めて具体的な期限を示した。

 聯合ニュースによると、25日に開かれた朴大統領の弾劾審判で、憲法裁判所の朴漢徹所長は、「遅くとも3月13日までに最終的な判断を下すべきだ」と述べた。憲法裁が判断の期限について、具体的に言及するのは初めて。

 憲法裁では、9人の裁判官のうち2人の任期が3月13日までに切れて空席となるが、朴所長は、「2人が抜けた状態では、審理を進められない」としている。

 この日までに憲法裁が朴大統領の罷免を認めた場合、次期大統領選挙は5月上旬までに行われることになる。