進退をどう判断? 朴大統領の弾劾審判
韓国の朴槿恵大統領の進退について、どういう判断が下されるのか。朴大統領を罷免するかどうかを判断する弾劾審判の初公判が22日午後、ソウルの憲法裁判所で始まる。
朴大統領の弾劾審判の初公判は22日午後2時から憲法裁判所で行われ、弾劾訴追案を可決した国会側の代理人と、朴大統領の弁護士が主張を述べ、今後の審理の争点を整理する。
朴大統領側はこれまで「弾劾には理由がなく棄却されるべきだ」と主張しているが、国会側は「大統領は民主的な正当性を喪失した」として、迅速な罷免の決定を求めていて全面対決が予想される。
国会側は、また、朴大統領本人の法廷への出席命令を出すよう要請している。
憲法裁判所は最長で来年の6月まで審理を行い、弾劾が妥当との判断が出れば、朴大統領は罷免され、大統領の職を失うことになる。