シリア空爆で毒ガス 子ども含む58人死亡
内戦が続くシリアで空爆により毒ガスがまかれ、少なくとも58人が死亡したと伝えられた。犠牲者の多くは子どもだという。
イギリスに拠点を置くシリア人権監視団は4日、シリア北西部のイドリブ県で行われた空爆で、毒ガスがまかれたと伝えた。この空爆により少なくとも58人が死亡し、このうち11人は子どもだという。犠牲者は呼吸困難などで死亡したということだが、どのような毒が使われたかは特定できないとしている。
空爆の主体は分かっていないが、シリア北西部では、アサド政権軍と反体制派の間で激しい戦闘が続いていて、反体制派側は政権軍による毒ガス攻撃だと主張している。