中国地震 九寨溝の湖の地形にも深い爪痕
中国・四川省で起きた地震の死傷者は450人にのぼり、世界遺産「九寨溝」の湖の地形にも大きな被害がでている。
中国メディアによると、今回の地震では、観光客6人を含む20人が死亡、けが人は431人にのぼっている。被災地では、山の斜面が崩れてふさがった道路の復旧を急ぐと共に、孤立した住民の救助活動が続けられている。
一方、今回の地震は、九寨溝の地形にも深い爪痕を残した。九寨溝の代名詞だったコバルトブルーの湖。地震による決壊で、湖の底の岩が露わになり、水も濁っている。また、滝の水量も大幅に減り、以前は水に覆われて見えなかった岩肌がむき出しになるなど、観光スポットにも大きな被害がでている。