世界選手権ボイコット発表 ウクライナ柔道連盟「ロシア選手の多くは軍人」
ウクライナ柔道連盟は1日、ロシアとベラルーシの選手が参加するカタールでの世界選手権をボイコットすると発表しました。東京オリンピック銅メダリストのダリア・ビロディド選手もSNSで「許せない」と反発しています。
国際柔道連盟は、7日から14日までカタールで開かれる世界柔道選手権大会でロシアとベラルーシの選手について、中立を条件に個人資格で参加することを認めました。
この決定についてウクライナ柔道連盟は1日、「ロシア選手の多くは軍人で残忍な戦争を続けている」と反発し、「参加を撤回せざるを得ない」と大会ボイコットを表明しました。
SNSで多くのファンを持つ、東京オリンピック女子48キロ級・銅メダリストのダリア・ビロディド選手も「ウクライナ人を毎日殺しているテロ国家の軍人を参加させるなんて許せない」と投稿し、怒りをあらわにしています。
写真:ダリア・ビロディド選手本人のFacebookから