アメリカのＩＴ大手アップルが２日に発表した今年７月から９月の決算は、４期連続で増収となった。「ｉＰｈｏｎｅＸ」の売り上げが加わる来期も増収が見込まれるという。

　アップルの今年７月から９月までの売上高は約５兆９９００億円となり、前年同期比で１２％増えた。主力のスマートフォン「ｉＰｈｏｎｅ」の販売台数も前年同期比で３％増えたほか、アプリ販売などのサービス部門の好調が要因だった。

　また、３日に発売となった「ｉＰｈｏｎｅＸ」の売り上げが加わる１０月から１２月期は、前年比で６４００億円以上、売り上げが増えるとの見通しを発表している。

　ティム・クックＣＥＯは「未来のビジョンを届けられることに興奮している」とコメントしている。