テキサス銃乱射 米司法省が警察の対応の調査へ
アメリカ南部テキサス州で男が銃を乱射し児童ら21人が死亡した事件でバイデン大統領が29日、現場となった小学校を訪れ、犠牲者を追悼しました。
バイデン大統領は29日、ジル夫人と共に現場となった小学校を訪れ、献花台で祈りをささげた後犠牲となった子どもたち一人一人の写真を見て回りました。
乱射事件では児童と教師あわせて21人が死亡しました。現場に集まった人たちから大統領に対し銃規制に取り組むよう求める声が相次ぎました。
銃規制を求める市民「我々には変化が必要なんだ。どの子もこんな目に遭うべきではない」
こうした中、アメリカ司法省は今回の事件で警察の対応に問題がなかったか調査に乗り出すと発表しました。
事件当時、容疑者がたてこもった教室にいた児童らから「すぐに警察を呼んで欲しい」などの通報が相次いだにもかかわらず、“突入が遅れたために犠牲者が増えた”と批判の声が上がっていて、警察も27日、「間違った判断だった」と認めています。