台湾東部地震 余震続き、捜索活動は難航
台湾の東部で起きた地震では、9人が死亡し、けが人は265人にのぼっている。余震が続く中、行方不明者の捜索活動は難航している。
台湾東部で7日に起きたマグニチュード6.0の地震では、これまでに9人が死亡し、負傷者は265人にのぼっている。花蓮市では、傾いて倒壊する恐れのある建物を鉄骨で支えながら捜索活動が行われている。
現地では余震が続き、マグニチュード5.7の余震も観測されていて、連絡がとれていない62人の捜索は難航している。
台湾当局によると、花蓮では、今回の地震で4棟の建物が傾くなどの大きな被害がでている。地元メディアはこうした建物について、低層階に店舗が入り壁が少なく、地震に弱い構造だったとの専門家の見方を伝えている。