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ゼレンスキー大統領「ロシアの“テロ国家承認”必要」「退避拒否の住民は避難を」

2022年7月31日 12:37

ウクライナ軍は30日、ロシア軍からの奪還を目指す南部ヘルソン州などでの戦闘で、ロシア側の兵士100人以上を殺害したと発表しました。

ロシア軍は30日も各地で攻撃を続けていて、東部ハルキウの市長によりますと、学校にミサイルが着弾し、校舎が破壊されたということです。

一方、ウクライナ軍はロシア軍がほぼ全域を占領しているヘルソン州を含む南部の戦闘でロシア側の兵士100人以上を殺害し、鉄道ルートを遮断したと30日、発表しました。ヘルソン州奪還に向け、ウクライナ軍の反撃が激しくなっているとみられます。

ゼレンスキー大統領「アメリカがロシアをテロ国家承認することは政治的ジェスチャーではなく、自由世界を効果的に防衛するために必要なことだ」

また、ゼレンスキー大統領は、ロシア軍による激しい攻撃が続く東部ドネツク州の住民について「住民数十万人の多くが退避を拒否しているが、本当に避難する必要がある」と述べ、戦闘地域に残る人々に対し避難を義務づける決定をしたと明らかにしました。