奪還目指し…ウクライナ軍が発表“ロシア側兵士100人以上を殺害”
ウクライナ軍は30日、ロシア軍からの奪還を目指す南部ヘルソン州などでの戦闘で、ロシア側の兵士100人以上を殺害したと発表しました。
ロシア軍は30日も各地で攻撃を続けていて、東部ハルキウの市長によりますと、学校にミサイルが着弾し、校舎が破壊されたということです。
一方、ウクライナ軍はロシア軍がほぼ全域を占領しているヘルソン州を含む南部の戦闘でロシア側の兵士100人以上を殺害し、鉄道ルートを遮断したと30日、発表しました。
ヘルソン州奪還に向け、ウクライナ軍の反撃が激しくなっているとみられます。
こうした中、ドネツク州の親ロシア派地域にある刑務所への攻撃ではゼレンスキー大統領が29日、「戦争犯罪であり、ウクライナ人捕虜50人以上が死亡した」とロシア側を非難しました。
ロシア側はウクライナ側からの攻撃だとしていて、双方の主張が対立しています。