ジャワ島で大規模な噴火 火山灰ふりつもり…住民2000人が避難
4日、インドネシア・ジャワ島の火山で大規模な噴火が発生しました。火山灰がふりつもるなどして、住民2000人が避難しています。この噴火による日本への津波の影響はないということです。
インドネシア国家防災庁などによりますと、日本時間の4日明け方から、ジャワ島にあるスメル山で噴火が断続的に発生しました。大規模な噴火もあり、オーストラリアにあるダーウィン航空路火山灰情報センターによりますと、噴煙の高さはおよそ1万5000メートルに達したということです。
付近には、大量の火山灰が降り、これまでに住民およそ2000人が避難したということです。けが人などの情報はないということです。
スメル山では、去年12月にも大規模な噴火が発生し、50人以上が死亡していて、現地当局は、引き続き注意を呼びかけています。
一方、気象庁はこの噴火による日本への津波の有無を調査していましたが、国内外の観測点で、潮位の変化は確認されなかったとして、4日午後6時すぎ、日本への津波の影響はないという情報を発表しました。