トルコ南部M7超の地震、4000人以上の死者…45か国から支援の申し出
6日にトルコ南部で相次いで発生したマグニチュード7を超える地震では多くの建物が倒壊し、国境を接するシリアとあわせて4000人以上の死者がでています。
トルコ南東部で撮影された映像では、地震の後に突然、建物が崩れ落ち、人々が逃げ惑う姿が捉えられています。
AP通信によりますと、6日未明に発生したトルコ南部を震源とするマグニチュード7.8の地震では、トルコ国内で、これまでに2921人の死亡が確認されています。
国境を接するシリアでも、およそ1100人が死亡していて、両国で合わせて、これまでに4000人以上の死亡が確認されています。
住民「地震はとても激しく、とても恐ろしかったです。あちこちから音が聞こえてきました。揺れが収まるまで2分近くかかりました」
住民「まだ、がれきの下敷きになっている人がいます」
さらに、6日午後1時過ぎには、同じくトルコ南部でマグニチュード7.5の地震も発生し、多くの建物が倒壊していることなどから、今後も被害が拡大する恐れがあります。
これを受けて、日本など各国が救助チームを派遣していて、エルドアン大統領はEU(=ヨーロッパ連合)を含む45か国から支援の申し出を受けていると明らかにしています。