露ミサイル攻撃で民間施設に被害 ウクライナ全土で子ども含む25人が死亡
ロシアによるミサイル攻撃で、多くの民間人が犠牲となっています。
ウクライナ全土で28日、ロシアによるミサイル攻撃で民間施設が被害を受け、子どもを含む25人が死亡しました。
ウクライナ中部の街ウマニでは、ミサイルが集合住宅に直撃し、ロイター通信によりますと、子ども4人を含む23人が死亡しました。また、東部の街ドニプロでも集合住宅にミサイルが着弾し、2歳の女の子とその母親の2人が死亡したということです。地元メディアは、ロシアの爆撃機からミサイルが発射されたと伝えています。
ウクライナでは、前日の27日もロシアが黒海から発射した巡航ミサイル「カリブル」で南部ミコライウの集合住宅を攻撃し、1人が死亡、23人がケガをしていました。
アメリカの「戦争研究所」による最新の分析では、ロシアはミサイルの高度や軌道を変えて発射することでウクライナの防空システムをかく乱しようとしていると指摘しています。