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最新予測は…アメリカ中間選挙、投票始まる

2018年11月6日 23:50
アメリカ・トランプ政権の今後を左右する中間選挙が、日本時間の6日夜に始まった。投票が開始されて3時間がたったところだが、現在の様子を投票所から井上幸昌ワシントン支局長が伝える。

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こちらは6日午前9時半前、出勤前の投票ラッシュは一段落している。係の人に聞いてみると前回2014年の中間選挙と比べて2倍近い人出だそうで、関心の高さがうかがえる。

トランプ大統領には、差別的な発言が多いという印象を持つ人もいると思うが、決起集会の取材などでトランプ支持者と接していても、彼らが女性を差別する人という印象は受けなかった。

彼らにとっては、それよりも、大統領は約束を守ってくれる、アメリカ経済をよくして、不法移民対策に力を入れてくれる「俺たちの大統領なんだ」ということのようだ。

先ほど、共和党に投票した男性にも話を聞いたが、「ニュースがバカ騒ぎしているだけだ」と一蹴されてしまった。

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政治情報サイトの最新の予測だが、上院は共和党が多数派を維持するとの見方が大勢だが、現在、共和党は「49」で半数の「50」から1つ減らした。(*リアルクリアポリティクスの予想による)

テイラー・スウィフトさんが民主党支持を表明し、注目される南部テネシー州で、共和党の「やや優勢」が「接戦」に変わった影響がでている。

そして、下院だが、最新の予測でも民主党がややリードしているものの、共和党が追い上げを見せていて、接戦区の数は38もある。

実は情報筋によると、ホワイトハウスはすでに下院を民主党に奪われることを想定した声明を用意しているという。

ただ、それも「負けるが勝ち」との発想で、政権運営は厳しくなったとしても、それを民主党やメディアのせいにして支持層を奮い立たせることができれば、再選を目指す2020年の大統領選にプラスに働くと考えているという。