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仏・燃料税引き上げに抗議デモ 一部暴徒化

2018年11月25日 6:38

フランス各地で24日、政府の燃料税引き上げやガソリン価格の高騰に抗議するデモが行われ、一部が治安部隊と衝突した。

デモは、参加者らが抗議のシンボルとして黄色いベストを着ていることから「黄色いベスト運動」と呼ばれている。

フランス国内でガソリン価格が高騰するなか、マクロン政権が来年の導入を発表した燃料税の引き上げに抗議し、一部が治安部隊と衝突した。

現地メディアによると、フランス全土で、これまでに24人がケガをしたほか、130人が拘束された。

フランスでは、マクロン大統領の経済政策に不満が高まっていて、フランス政府によると、国内であわせて10万6000人がデモに参加したという。デモは1週間前にも行われ、参加者が1人死亡している。