米海軍の下請け業者などにサイバー攻撃か
アメリカの有力メディアは、中国のハッカーがアメリカ海軍の下請け業者などにサイバー攻撃を仕掛け、ミサイル計画などの情報を盗もうとしていると報じた。
「ウォール・ストリート・ジャーナル」が14日、当局者らの話として伝えたところによると、中国のハッカーがアメリカ海軍から仕事を請け負う業者などに対し、サイバー攻撃を行っているという。船のメンテナンスやミサイル計画に関するデータなどが狙われていて、すでに盗まれたとみられるデータの多くは軍の先進技術に関する機密情報だと伝えている。今年6月には潜水艦向けの超音速対艦ミサイルの整備計画も盗まれたという。
専門家は、中国政府が組織したとみられるハッカー集団が関係していると指摘している。