中国政府とつながりか 中国人ハッカー起訴
アメリカの司法省は20日、大規模なサイバー攻撃を仕掛けたとして、中国政府とつながりがあるとする中国人ハッカー2人を起訴したと発表した。
会見した司法省によると、起訴されたのは中国の国家安全省とつながりがあるとする中国人ハッカー2人。日本など少なくとも12の国の企業やアメリカの政府機関などにサイバー攻撃を仕掛け、知的財産などの情報を盗んだという。アメリカ海軍は10万人分以上の個人情報が盗まれたとしている。
FBI・レイ長官「中国は世界をリードする超大国として、アメリカに取って代わる目標のために、違法な手段を使っている」
来月から始まる見通しの米中協議でも、サイバー攻撃は主要な論点になるとみられ、今回、トランプ政権は厳しい姿勢で臨む決意を示した形。