トランプ大統領「壁あれば犯罪は起きない」
アメリカのトランプ大統領は10日、政府機関の一部閉鎖が続いていることを理由に、今月下旬に予定していた国際会議への出席を取りやめると発表した。
トランプ大統領は、今月22日からスイスで開かれる世界経済フォーラム年次総会(=ダボス会議)への出席を予定していた。しかし、メキシコ国境沿いの壁の建設を巡る野党・民主党との対立により政府機関の一部閉鎖が続いているため、10日に出席を取りやめると発表した。政府機関の閉鎖の影響が外交にも及んだ形。
一方、大統領は南部テキサス州のメキシコ国境を視察し、壁の必要性をアピールした。
アメリカ・トランプ大統領「南部の国境から入った人々が、多くの犯罪を引き起こしている。壁があれば犯罪は起きない」
また、大統領は議会の承認なしで壁の建設費用を捻出できるとする、非常事態宣言について「ほぼ確実に行うだろう」と述べている。