米朝首脳会談に向け…金委員長が天津を訪問
米朝首脳会談に向けて北朝鮮を出発した金正恩委員長が24日、中国の天津を訪れたことがわかった。
23日に特別列車で平壌を出発した金委員長は24日午後、経済開発区がある天津を訪れた。過去に金日成主席や金正日総書記も視察していて、経済優先の路線に舵(かじ)を切った金委員長としては、国家統制下で発展をとげた中国式の市場経済を参考にする狙いもあるとみられる。金委員長はまた、天津で中国政府の高官とも会談したという。
金委員長の今後の移動について韓国メディアは、中部の武漢や南部の広州などを通ってベトナムに向かう可能性があると報じている。