雪で幻想的な姿になったのは、中東パレスチナ自治区。イエス・キリストが生まれたとされるベツレヘムの聖誕教会です。この教会と巡礼路は、世界文化遺産に登録されています。

さらに、エルサレムでは、金色のドームがうっすらと雪化粧。上空から見ると、街が一面“銀世界”となっていました。

めったに降らない大雪に喜ぶ子どもたち。雪だるまやそりをして楽しんでいる姿もありました。

27日夜から一晩で、約20cmの雪が積もりました。

楽しんでるのは、子どもたちだけではありません。集団で雪合戦をしていたのは、大人たちでした。童心に帰って大はしゃぎです。

一方で、珍しく降り積もった雪に苦戦する人たちもいました。雪でボコボコになった道を、傘を頼りにして渡る人や、おぼつかない足取りで慎重に歩く親子もいました。

交通機関にも影響が出ていて、複数の幹線道路が閉鎖され、バスも運転を見合わせました。