墜落事故うけ EUも同型機の運航停止
157人が死亡したエチオピア航空機の墜落事故をうけ、EU(=ヨーロッパ連合)は12日、同型機の運航停止を決めた。運航停止の動きは世界に広がっている。
この事故はアフリカのエチオピアで今月10日、エチオピア航空機が墜落し乗客・乗員157人全員が死亡したもの。墜落原因は分かっていないが、EUの「ヨーロッパ航空安全局」は12日、墜落したエチオピア航空機と同型の「ボーイング737MAX8」など、2種類の機体のヨーロッパでの運航停止を発表した。
「ボーイング737MAX8」は、去年10月にインドネシアでも墜落していて、ロイター通信によると、事故が続いたことからシンガポールや中国なども運航停止を決めている。
運航停止の広がりを受けてボーイングは12日、「安全性はボーイングの最優先事項であり、私たちは737MAXの安全性に完全な自信を持っている」などとコメントしている。