航空機墜落の同型機 米政府が一時運航停止
157人が死亡したエチオピア航空機の墜落事故をうけ、アメリカ政府は13日、同型機の運航を停止すると発表した。
墜落機と同型の「ボーイング737MAX8」について、アメリカ連邦航空局はこれまで「性能上の問題はない」としていたが、13日になって一転。アメリカでの運航を一時停止すると発表した。「新たな証拠」や「衛星データ」を分析した結果だとしている。
トランプ大統領「アメリカ国民、全ての人々の安全が我々の最優先事項だ」
一方、ボーイング社は声明で「安全性には完全な自信がある」と強調、念には念を入れるために運航停止を申し入れたとしている。
同型機を巡ってはすでに、世界各地で同様の動きが広がっていて、カナダ政府も13日、今回の事故と昨年のインドネシアの事故機の飛行データに共通点がある可能性が浮上したとして、運航停止を表明している。