アップルが動画配信サービス参入 今秋から
アメリカのIT大手、アップルは、25日独自に制作した作品を配信する動画配信サービスを今年の秋に始めると発表した。
アップルが発表したのは新たな動画配信サービス「アップルTV+」。アップルが独自に制作したドラマやドキュメンタリーなどを配信するもので、制作には、スティーブン・スピルバーグ監督や人気俳優などが参加する。
ティム・クックCEOは、「すばらしいストーリーは、世界を変える」と述べ、独自の作品づくりに力を入れる考えを示した。
サービスは、今年の秋に100以上の国で始めるとしているが、その中に日本が入っているか、料金がいくらになるかなどの詳細は明らかにしていない。
動画配信サービスでは、ネットフリックスなどが先行し、アップルは追う立場だが、主力の「iPhone」の販売で苦戦する中、こうしたサービス事業で収益を確保したいものとみられる。