ナイキから22億円“恐喝未遂”大物弁護士
トランプ大統領を訴えた裁判で代理人を務めたアメリカの大物弁護士が25日、スポーツ用品大手の「ナイキ」から22億円あまりを脅し取ろうとしたとして、逮捕された。
恐喝未遂などの疑いで逮捕されたのは、大物弁護士として知られるマイケル・アベナッティ容疑者。裁判資料によると、アベナッティ容疑者は、ナイキがスポーツ選手の家族に違法な支払いをしているとの情報を持っているなどと主張し、ナイキから口止め料などとして2000万ドル、日本円で22億円あまりを脅し取ろうとした疑いなどがもたれている。
アベナッティ容疑者は逮捕される直前、ツイッターに「明日、ナイキの幹部が関わるスキャンダルについて記者会見を開く」と投稿していた。逮捕後、アベナッティ容疑者は、「無実が証明されると確信している」と述べている。
アベナッティ容疑者は、トランプ大統領と不倫関係にあったと主張した元ポルノ女優の代理人を務めたことで知られている。