金委員長 新型戦術誘導兵器の射撃実験視察
北朝鮮の国営メディアは、金正恩委員長が新型の戦術誘導兵器の射撃実験を視察したと伝えた。
朝鮮中央通信によると、金委員長は17日、国防科学院が行った新型の戦術誘導兵器の射撃実験を視察した。
実験を視察した金委員長は、「その気になれば作れない兵器はない」と満足の意を示した上で、国防科学技術を最先端の水準に引き上げるための課題を示したという。兵器の種類について具体的な言及はないが、大陸間弾道ミサイルではなく通常兵器とみられる。
金委員長が兵器の実験を視察したことが報じられるのは、約5か月ぶり。北朝鮮は自分の要求だけを押しつけるなどと、アメリカへの不満を示していて金委員長の今回の視察はトランプ政権をけん制する狙いがありそうだ。