マデイラ島で観光バス転落 29人死亡
大西洋の真珠とも呼ばれる有名な観光地ポルトガルのマデイラ島で観光バスが転落し、少なくとも29人が死亡した。
ロイター通信によると、北大西洋のマデイラ島で17日、55人の乗客を乗せた観光バスが道路から転落し、少なくとも29人が死亡、27人がケガをした。死傷者の多くがバスに乗っていた40代から50代のドイツ人で、歩行者も巻き込まれた可能性があるという。
バスは住宅街の片側1車線の細い坂道を走っていたが、運転手が運転をあやまり道路脇の斜面に転落したとみられる。
ポルトガルの日本大使館によると、日本人が被害にあったとの情報はないという。
マデイラ島は年間を通して暖かく、特にヨーロッパから大勢の観光客が訪れることで知られている。