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台湾南部で工場火災、救助活動中に爆発…6人死亡、約100人ケガ 消防士1人、従業員3人が行方不明

2023年9月23日 17:21

22日夕方、台湾南部の工場で起きた火災の救助活動中に爆発があり、これまでに消防士と従業員あわせて6人が死亡し、およそ100人がケガをしました。

台湾メディアによりますと、南部・屏東県にあるゴルフボール製造業者の工場で22日夕方、大規模な火災がありました。駆けつけた消防隊員が、取り残された人を救助するため中に入ったところ、爆発が起き、建物が崩壊したということです。これまでに消防士3人と従業員3人の死亡が確認され、およそ100人がケガをしました。

また、消防士1人と従業員3人の行方がわかっていません。工場内にはゴムや塗料などの燃えやすいものが大量に残されていたということで、爆発音が断続的に続き、23日の朝になっても黒煙が立ち上っていました。23日午後には蔡英文総統も現場を訪れ、火災状況を視察しました。

原因はわかっておらず、不明者の捜索が続いています。