ウクライナ軍機同士が衝突、パイロット3人死亡 ロシア軍機“多数撃墜”の有名パイロットも
ウクライナ中部で25日、ウクライナ軍機同士が上空で衝突する事故が起き、パイロット3人が死亡しました。
ウクライナ軍は、西側諸国から供与されるF16戦闘機を飛行させるための訓練中、上空で訓練用の機体2機が衝突し、パイロット3人が死亡したと明らかにしました。
このなかには、去年2月の侵攻開始時にロシア軍機を多数撃墜させたことで有名になったパイロットも含まれるということです。
事故の原因は調査中で、ゼレンスキー大統領は「今後すべての状況が解明されるだろう」と述べました。
ウクライナ軍の反転攻勢が停滞するなか、F16戦闘機は大きな戦力になることが期待されていますが、訓練に時間がかかるため、実戦への投入は来年以降になるとみられています。