ゼレンスキー大統領、反転攻勢「求めていたよりも遅い」
ウクライナのゼレンスキー大統領は、反転攻勢について「求めていたよりも遅い」と述べ、望んでいた戦果が得られていないことを認めました。
イギリスのBBCが21日に放送したインタビューで、ゼレンスキー大統領は、反転攻勢の状況について「求めていたよりも遅い」「ハリウッド映画のように思ってすぐに結果を期待する人もいるが、現実はそうではない」と述べました。
一方で、アメリカ製のF16戦闘機について、早ければ今年8月にも訓練を本格化させ、その半年後には配備することができると期待感を示しました。
こうした中、イギリス・ロンドンで21日、ウクライナの復興支援を話し合う国際会議が開幕しました。アメリカやEU(=ヨーロッパ連合)が復興支援に向けた追加の資金援助を表明する中、日本からは林外務大臣が出席し、年末から来年初め頃に、「日ウクライナ経済復興推進会議」を日本で開催すると明らかにしました。
会議には、世界60か国以上から政府関係者らが参加し、復興に向けて民間からの投資をどう呼び込むかなどについて話し合われます。