対中制裁関税「第4弾」公聴会 反対の声も
アメリカで17日、中国に対する制裁関税「第4弾」についての公聴会が始まり、企業や団体から反対や懸念の声が相次いだ。
制裁関税「第4弾」では、アメリカが輸入するほぼすべての中国製品に関税が上乗せされる。USTR(=アメリカ通商代表部)が17日、開いた公聴会では、スマートフォンなどを扱う家電量販店「ベストバイ」の代表者が「関税は消費者に悪影響を与える。アメリカの利益にならない」と強調。
衣料品メーカーなどからも「値上がりにつながり商品が売れなくなる」などと反対の意見が相次いだ。
公聴会は来週25日まで続き、最終的にトランプ大統領の判断に委ねられる。