プーチン大統領「課題について提案を聞きたい」ロシア軍の作戦本部を訪問
ロシア大統領府は17日、プーチン大統領がウクライナでの軍事作戦を指揮するロシア軍の作戦本部を訪問した映像を公開しました。
ロシア大統領府によると、プーチン大統領は16日に軍の合同作戦本部に終日とどまり、ショイグ国防相やゲラシモフ参謀総長からウクライナでの軍事作戦の進捗(しんちょく)について報告を受けたということです。
映像では、軍幹部らが集まるなか、プーチン大統領が書類に目を通し説明を受ける様子が映されています。
ロシア軍は夏以降、ウクライナ軍の反転攻勢による撤退が相次ぐ一方、ミサイルやドローンによるウクライナ全土への攻撃を激化させていて、この日、プーチン大統領は「当面の課題についての提案を聞きたい」と述べたということです。
長引くウクライナ侵攻でプーチン大統領の求心力が低下するなか、指揮を執り侵攻を続ける姿勢を示す狙いがあるとみられます。