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民主党候補TV討論 バイデン氏に集中攻撃

2019年8月1日 15:36

来年のアメリカ大統領選に向け、野党・民主党の候補者による2回目のテレビ討論会が終了した。2日目は支持率1位のバイデン前副大統領が、追い上げを図る候補者らから集中攻撃を受ける場面が目立った。

討論会は候補者が10人ずつに分かれて2日間の日程で行われ、2日目は支持率トップを走るバイデン氏に批判が集中する展開となった。

ハリス上院議員「バイデン氏は過去に取った自らの立場が誤りだったとまだ認識できていない」

カストロ下院議員「ここにいる1人(バイデン氏)は過去から学んでいないようだ」

ブッカー上院議員「都合のいいときにオバマ前大統領を引き合いに出すが、不都合な話になった時だけ逃れることはできない」

穏健派のバイデン氏はトランプ大統領に「勝てる候補」と目されているが、追い上げを狙う候補から狙い撃ちにされた形で、9月に予定されている3回目の討論会では攻勢に転じられるかが注目される。