輸出管理強化 韓国が対応方針パンフレット
韓国政府は16日、日本の輸出管理強化について政府の対応方針をまとめたパンフレットを発表した。
パンフレットは、「二度と負けない」というタイトルで、日本による輸出管理の強化措置について、韓国政府の立場をおよそ50ページにわたり説明している。
日本側の対応については、不当だと改めて批判した上で、「撤回されるべき」だと主張している。
また、先月29日、アメリカが仲裁に入り事態を悪化させる措置を一時凍結するよう提案したと明らかにし、「アメリカの役割が続くことを期待する」と記している。
日本側の措置について、韓国側はいわゆる元徴用工をめぐる問題への報復と位置づけているが、この問題については、「両国国民と被害者が受け入れ可能な解決策の議論に開かれた立場」だと説明している。